面会交流とは?
- 熊倉麻子
- 6月25日
- 読了時間: 2分
離婚後、離れて暮らす親子のつながりをどう保つか、不安に感じる方も多いのではないでしょうか。特に小さなお子さんがいる場合、「離れて暮らす親に会わせたほうがいいのか」「どのくらいの頻度がいいのか」など、悩むポイントも多いです。
今回は、離婚後の面会交流とはどのようなものか、進める際に考えておきたいこと、注意点などをお伝えします。
面会交流とは?
面会交流とは、離れて暮らす親と子どもが会ったり連絡を取り合ったりすることをいいます。
子どもが両方の親からの愛情を感じながら成長するために、とても大切な時間です。
面会交流を進めるために決めておくこと
面会交流をめぐっては、親同士の考え方の違いからトラブルになることもあります。子どもの気持ちを第一に考え、次のようなポイントを具体的に決めておくと安心です。
どのくらいの頻度で会うのか(月に〇回 など)
どこで会うのか、自宅か外出か
誰が送り迎えをするのか
学校行事や習い事の発表会などへの参加はどうするか
アレルギーや持病がある場合の食事や体調管理のルール
連絡方法や急な変更があったときの対応
このように、細かいことでも最初に取り決めておくことで、後のトラブルを防ぎやすくなります。
うまく話し合いができないときは
もし親同士での話し合いが難しい場合は、家庭裁判所の調停を利用したり、第三者を交えて決める方法もあります。また、面会交流の内容を離婚協議書や公正証書にまとめておくと、後々のトラブル防止にもつながります。
まとめ
面会交流は、子どもにとって大切な時間であり、両親の協力が欠かせません。うまくいかないことがあっても、焦らず、子どもの気持ちに寄り添いながら進めていくことが大切です。
そして何よりも、面会交流は親の気持ちや都合だけで決めるものではありません。
子どもがどう感じているのか、何を望んでいるのか、その声に耳を傾け、できる限り尊重する姿勢を忘れないようにしましょう。
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